第19期瀋陽市環境技術研修生を受け入れました

市では、平成9年から友好都市である中国瀋陽市からの環境技術研修生を受け入れています。今年度は平成28年10月23日(日)~11月20日(日)の29日間、瀋陽市環境保護局からの研修生を受け入れました。研修生は市の環境行政を学ぶとともに、市内の環境関連企業の視察や先進的な環境技術にふれるなどの研修を行い、11月18日(金)に研修生による報告発表、職員との意見交換によるまとめを行い、帰国しました。この取組を通して瀋陽市の環境施策の推進や両都市の友好関係がより一層強化されることが期待されます。

研修生
瀋陽市環境メディアセンター 劉 鵬

瀋陽市環境保護局渾南新区分局環境監察大隊 梁 成山

img_1534 市長表敬の様子

20161026_111124 講義の様子

20161031_142034 視察の様子

img_1602 報告会の様子

 

報告会では、始めに研修生の梁さんから、29日間にわたる研修について発表がありました。

【発表】

「colors,future!川崎市環境研修報告」

1 研修で学んだこと

2 瀋陽市が直面する環境への挑戦

3 研修における収穫と考察

4 川崎の印象

5 まとめ/感謝

 

【意見交換】

Q:大気汚染は、夏と冬ではどちらの方が問題になっていますか。それとも一年中問題になっていますか。

A:冬の方が問題である。きれいな写真はほとんど夏に撮影しています。冬に気象が悪いときは、余計にひどくなります。

 

Q:川崎の対策を瀋陽で反映させる場合、特に重要なもの、早く実行できそうものがあれば教えてほしいです。

A:色々な問題があり、同時に解決しなければいけないですが、一番問題となっているのは大気汚染であり、瀋陽市だけでなく、中国全体の問題となっています。

 

Q:中国では地球温暖化に対して削減目標を出していると思いますが、瀋陽市などの地方都市では温暖化の取り組みを進めたりしていますか。

A:地球温暖化に対して、それだけをテーマとして取り組みはしていないです。大気汚染が問題であるので、その対策が地球温暖化対策につながっていると考えています。

 

Q:上下水道局の施設を視察していただきましたが、どのような施設のどういったことが印象に残ったか教えてください。

A:瀋陽市が汚水の処理で学ぶべきところは、汚泥の処理、再利用だと感じました。最近、瀋陽市では汚水処理場で処理した水を、発電所で利用するように改善しました。但し、発電所が汚水処理場から離れている場合には利用できないので、汚水処理水利用の制度はできましたが、条件がそろわないと実現できないのが現状です。

 

Q:研修は約20年続いていますが、研修の成果が瀋陽市で活かされている事例があれば教えてほしいです。また、今回の研修の中で瀋陽市に持ち帰り、取組を進められそうなものがあれば教えてほしいです。

A:この20年間の研修で学んだことは、色々活かされていると思います。川崎のゼロエミッションの工業団地は、瀋陽市で活かされています。私は今回の研修で、環境教育の取組が進めていけそうであると感じました。