令和6年3月1日、マレーシア・ペナン州庁舎で開催された「ペナン州における持続可能な資源循環型社会の構築に向けた水資源管理支援プロジェクト」のキックオフ会合を行いました。このプロジェクトは、JICA草の根協力事業を活用し、川崎市、八千代エンジニヤリング株式会社、公益財団法人地球環境センター、京都大学等が、ペナン州政府と協力して実施しています。
キックオフ会合には、日本から川崎市、八千代エンジニヤリング株式会社、公益財団法人地球環境センターの担当者、大使館・領事館関係者、JICA関係者が参加し、ペナン州政府からは、チョウ・コン・ヨー州首席大臣をはじめ、スンダラジョ環境大臣、ツアン・ザイリル・キル・ジョハリインフラ交通大臣、関係機関担当者が出席しました。会合では、ペナン州から慢性的な水不足等の現状課題について発表がありました。川崎市からは、高度成長期以降に取り組んできた水環境の改善の取組について発表を行いました。
今後は、本プロジェクトを通じた協力関係により、科学的根拠に基づく水資源管理や、工場及び下水道等における水循環(再利用)等、持続可能な資源循環型社会の構築に向けた水資源管理の促進に繋がることを目指し、川崎市関連企業にも参画頂きながら、官民が連携してペナン州の課題解決に取り組んでいく予定です。
●プロジェクトの概要については、下記サイトをご覧ください。
【プロジェクト紹介記事:JICA草の根協力(地域活性化特別枠)マレーシアペナン州における持続可能な資源循環型社会の構築に向けた水資源管理プロジェクトに公民連携で取り組みます!】
URL:https://eri-kawasaki.jp/administration/24801/