先日、JICAの技術協力プロジェクト「モンゴル国ウランバートル工場排水管理能力強化プロジェクト」の一環で、川崎市で研修の受入を行いました。同研修には、モンゴルの関係省庁の職員やウランバートルの市職員等の9名の方が参加されました。
研修は下記の内容で実施し、受講者からは活発な質疑応答がなされました。
●川崎市の規制行政に係る手続き及び実務について(講義)
●川崎市環境総合研究所の水質研究室の見学(現地視察)
モンゴル国の首都・ウランバートル市には、工場や事業所が集積している地域があり、工場排水の適切な処理が問題化しており、処理施設の整備、制度面の整備が喫緊の行政課題となっているとのことでした。川崎市の施設や制度面に対して、活発な質疑応答が行われました。
川崎市では、優れた環境技術や環境保全の経験を活かした国際貢献を推進するため、様々な海外の都市からの研修及び視察の受入を行っています。