JICA草の根協力事業・マレーシア国ペナン州における持続可能な資源循環型社会の構築に向けた水資源管理プロジェクトのオンライン研修を実施しました！

　先日、当研究所が実施しているＪＩＣＡ草の根協力事業・マレーシア国ペナン州における持続可能な資源循環型社会の構築に向けた水資源管理プロジェクトのオンライン研修を実施しました。研修は８月２９日～９月２日の３日間にかけて実施し、ペナン州の水道公社等の職員１３名が参加しました。

研修内容

研修は、下記の内容で実施しました。

（１日目）
①川崎市における公害克服の歴史と取組について（環境局）
②川崎市の規制行政に係る手続き及び実務について（環境局）

（２日目）
③川崎市の下水道について（上下水道局）
④川崎市の水道について（上下水道局）

（３日目）
⑤ミシマックスによる減容化技術と導入効果について（日本ミクニヤ株式会社）
⑥川崎エコタウンとその先導的モデルであるゼロエミッション工業団地について
　（一般社団法人川崎ゼロ・エミッション工業団地事務局）

★⑤の資料の一部（動画）です（※日本ミクニヤ様の許可を得て掲載しています）

日本ミクニヤ株式会社ミシマックス（英語字幕付き） – YouTube

　ペナン州の水に関わる機関であるペナン州水道公社（ＰＢＡＰＰ）、ペナン州排水灌漑部（ＪＰＳ）、マレーシア国営下水道・衛生会社（ＩＷＫ）、ペナン州グリーンカウンシル（ＰＧＣ）等から参加者があり、講義の最後には、水資源の管理の方法や、下水や汚泥の処理方法等について、活発な質疑応答がありました。

　今後は、ペナン州関係機関職員の訪日研修による施設見学や、第２１回川崎国際エコビジネスフォーラムへの参加、かわさきグリーンイノベーションクラスターやかわさき水ビジネスネットワーク会員企業などと連携したビジネスマッチング等の機会創出等を予定しています。

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