インドネシアの河川水質改善のための技術協力プロジェクト(環境省都市間連携事業)で バンドン市とオンラインワークショップを実施しました!

 先日、当研究所が参加しているインドネシアの河川水質改善のための技術協力プロジェクトの一環として、バンドン市と連携して、チタルム川流域における中小企業の排水処理に関する意識向上に係るオンラインワークショップを開催しました。ワークショップでは、バンドン市から水環境の保全に関連する職員や中小企業関係者が参加しました。

内容

ワークショップは、下記の内容で実施しました。

 ①日本における水環境政策について(環境省)
 ②川崎市の規制行政に係る手続き及び実務について(川崎市)
 ③バンドン市における水質汚濁防止政策(バンドン市)
 ④バンドン市の産業及び中小規模事業者における排水処理施設の評価(バンドン市)
 ⑤ディスカッション・フィードバック

 ワークショップでは、日本とインドネシア・バンドン市が水質改善に向けた取組を紹介しました。環境省からは、日本が高度経済成長期の深刻な公害を乗り越える中で、科学的知見に基づく水質基準や排水規制を整備してきた経緯が説明されました。川崎市からは、公害を克服した歴史とともに、市独自の排水規制基準や現場での検査体制など、具体的の自治体の取組が紹介されました。
 バンドン市からは、都市化に伴う水質悪化の現状や、市内事業所の排水処理施設に関する現地調査の結果が報告されました。バンドン市側の専門家の分析によれば、医薬品工場は高い処理性能を有するものの、分解しにくいという特性への対応が課題とされているなど、課題があるようです。
 発表後には、互いの発表内容についての質問や意見交換が活発に行われました。

 本プロジェクトは今年度をもって終了となりましたが、引き続きバンドン市と連携していく予定です。

関連リンク

環境省
川崎市
インドネシア国バンドン市