【川崎市環境総合研究所職員コラム】我が家の電力を再エネ100%に切り替えてみました!

令和2年12月17日 

事業推進課(国際展開・環境技術情報担当) 

勝亦 淳樹 

「みんなでいっしょに自然の電気」キャンペーンをご存知ですか?
我が家では、同キャンペーンに参加し、電気料金が再エネ30%電力だと7%程度、再エネ100%電力だと4%程度それぞれ低減するという見積もりが出てきたので、思い切って再エネ100%に切り替えました。川崎市のホームページによると、令和3年2月15日(月)まで参加登録可能とのことです。環境にも家計にも優しい、本キャンペーンにご興味がある方は是非お試しください。(登録参加後に送付される見積もりを確認して、契約しないことを選択することもできます。)
本キャンペーン専用サイトはこちらです。

 気になる切り替えによるコスト削減効果ですが・・・
 使用開始後1カ月以上経過しましたが、未だ電気使用量・料金とも届いておらず、今回お伝えすることができません。次回にお知らせしたいと思います。

 ふと、環境に優しい都市ガスは何だろうと気になり、調べてみました。
 どうやら、東京ガスがCO2の排出量をゼロとみなせる『カーボンニュートラル』の都市ガスを、国内で初めて工業向けに今年の3月から供給を始めたようです。
 このカーボンニュートラル都市ガスとは、“東京ガスがシェルグループ(以下「シェル」)から購入したカーボンニュートラルLNGを活用したもので、天然ガスの採掘から燃焼に至るまでの工程で発生するCO2が、シェルの保有するCO2クレジットで相殺(カーボン・オフセット)されています。”とのこと。

東京ガスプレスリリース(https://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20200330-01.html)

 未だ国内でCO2排出量をゼロとみなせるような都市ガスは各家庭向けには供給されていないようですが、昨今の脱炭素化への潮流により、近い将来各家庭向けにも供給が開始されるでしょう。その際にも、環境に優しい都市ガス契約を是非してみようと思っています。


  •  なお、本コラムは筆者の個人的見解に基づいて書かれたものであり、必ずしも当所の見解、意見等を示すものではありません。
  •  また、これまでに配信したコラムはこちらでご覧になれます。