環境総合研究所は公害研究所、公害監視センター、環境技術情報センターの機能を再編・統合し、殿町国際戦略拠点に立地する川崎生命科学・環境研究センター内に2013年2月1日に開所しました。
地域環境の更なる改善と環境汚染の未然防止のための監視・調査・研究だけではなく、多様化・複雑化する環境問題に的確に対応するため、より広範な環境領域に関し総合的な調査・研究を行う拠点として、専門研究者の知見とネットワークを活用する任期付研究員制度を構築したほか、国連環境計画(UNEP)をはじめとする国内外の関係機関や優れた環境技術を有する市内企業等と連携した研究や取組を行っています。
環境総合研究所の目指す姿と3つの機能
「調査」「研究」「ネットワーク」の3つの機能により、科学的予見性に基づく環境行政を推進するために多様な主体と連携し、調査・研究、情報発信を行う研究所を目指します。
●調査機能:信頼あるデータにより安心・安全な暮らしを科学的に支える調査・分析
●研究機能:環境課題の解決に向けた研究による施策提言
●ネットワーク機能:知のネットワークを活用した多様な主体との連携