刊行物・資料

川崎市の廃棄物処理の変遷(1970年代~1990年代)

ごみ非常事態宣言~1990年代

●人口の増加や経済の発展とともに、ごみの量が増え続け、市の焼却処理能力の限界に迫る状況となり、1990年に川崎市は「ごみ非常事態」を宣言しました。
このような状況を受け、市民へごみ排出抑制の協力を得るとともに、分別収集を徐々に始め、焼却対象ごみ(主に普通ごみ)の減量を行いました。

●交通事情の悪化に伴う輸送効率の低下を改善し、自動車の排気ガス等を抑制するため、1995年に従来の自動車のみによる輸送を一部代替する方法として、一般廃棄物を鉄道で輸送するというシステムを全国で初めて導入しました。

収集・処理の変遷

1977年~ 空き缶の収集を開始(全市は1998年~)
1984年~ 使用済み乾電池の収集を開始
1990年 「ごみ非常事態」宣言
1991年~ 空きびんの収集を開始(全市は1999年~)
1995年~ 鉄道輸送の開始
1997年~ 小物金属の収集を開始
1999年~ ペットボトルの収集を開始(全市は2003年~)

当時のチラシ

環境にやさしいごみの鉄道輸送

鉄道輸送用コンテナ